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新型コロナウイルスワクチン接種後の抗体価検査

新型コロナウイルスワクチン接種後、どの程度抗体ができているのかを採血検査で検査することができます。現在準備中ですので開始しましたら、ホームページや公式twitterでアナウンスさせていただきます。

ワクチンが効いているか調べてみませんか?

2回目のワクチン接種後概ね2週間程度で抗体が確認できるようになると言われており、当院では2回目のワクチン接種後3週間以上経過した方(推奨)に抗体価(中和抗体)の検査を行っております。抗体価を調べることで、新型コロナウイルスに対する免疫を獲得できたかを確認することができます。

次のような方が検査を希望されています。

  • 体質や年齢などによって抗体のでき方が異なるのでどれくらい抗体ができているのか調べたい
  • 副反応がなかったので抗体ができているのか調べたい
  • 日にちが経つほど抗体が減っていくので現在どのくらい抗体があるか調べたい
  • 仕事や海外出張等で抗体の検査が必要なので調べたい

対象の方

  • 新型コロナウイルスのワクチンを2回以上接種し、最後の接種から3週間以上経過した方
  • 採血による検査になります
  • 結果が出るまで概ね2-3日かかります
  • 結果の如何にかかわらず追加のワクチン接種はできません
  • 抗体価が低い場合でも、当院でさらなる検査や治療等は行えません。現状、「感染対策を怠らないでください」というアドバイスしかできませんのでご理解をお願いします

※新型コロナウイルス感染時の症状のある方には適用できません

抗体価検査について

当院の抗体価検査は、新型コロナウイルスが持つスパイクタンパク質(Sタンパク質)に結合する抗体(中和抗体)を測定する検査になります。

なぜ、スパイクタンパク質(Sタンパク質)に結合する抗体(中和抗体)を調べるかというと、ヒト細胞に新型コロナウイルスが侵入する際には、新型コロナウイルス表面のSタンパク質がヒト細胞に結合することで侵入する特性があるためです。新型コロナウイルスのワクチンはSタンパク質のみを作り出すようになっており、ワクチンを接種するとヒトはSタンパク質に対する抗体を産生することで、Sタンパク質を不活性化し、新型コロナウイルスから人の体を守ります。首相官邸が配信している新型コロナワクチンを紹介する以下の動画が参考になります。

つまり、Sタンパク質に対する抗体(中和抗体)の量を調べることで、ヒトが新型コロナウイルスに対する免疫を持っているかどうかを調べることができ、当院では新型コロナウイルスのSタンパク質に対する抗体価を調べる以下の検査を扱っております。

Abbott(アボット)社のIgG抗体定量検査用試薬(SARS-CoV-2 IgG II Quant抗体検査用試薬IgG抗体検査)

この検査ではアボット社というアメリカの医療検査機器の大手会社の試薬を用います。こちらの試薬は現在ある抗体検査では最も信頼性のある検査の一つです。費用は自費のみ(保険適用外です)で、5,500円(税込み)を予定しています。

抗原検査、PCR検査との違いについて

抗原検査やPCR検査は、新型コロナウイルス感染の症状のある方に「現在新型コロナウイルスに感染しているか」を調べる検査です。それに対し、抗体検査は「過去に新型コロナウイルスに感染していたか(過去にワクチンを接種したか)」を調べる検査です。こちらのANN NEWSの動画が参考になります。

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